製造業デジタル化実装モデル事業とは
製造業の『現場のお困りごと』を『デジタルツールで解決』することを目指す事業です。
具体的には何をしてくれるの?
長岡産業活性化協会NAZEと長岡アイティ事業協同組合で組織する「デジタル化支援チーム」が6ヶ月間、相談⇆改良を繰り返しながら併走型支援で問題解決ツールを構築します。
併走型支援の流れ
デジタル化の知識はないけど大丈夫?
そんな心配は無用です。お困りごとを詳しくヒアリングした上で「どのデジタルツールを使って」「どのように改善するのか」というところから提案いたします。まずは、どんな小さなことでも構いませんので「こんなことで困っている」とご相談ください。
事業参加者の声
3つの特徴
①併走型支援 ~そのつど相談・改良~
半月または月に1回、デジタル化支援チームがヒアリングを実施し、デジタル化を支援! 課題が見えない場合や、何から始めていいか明確でない場合も大丈夫です!各分野に強い専門家で構成されたデジタル化支援チームがお話をお聞きしながら事業所固有の課題を明確にし、デジタルを活用した課題解決に取り組みます!
②補助金制度 〜半額を補助〜
6か月間半額補助の事業補助金があります!
30万円の費用を半額補助。 企業が負担する費用は実質15万円(月額・税別)
補助対象
- 長岡産業活性化協会NAZE会員企業
- 長岡市内に事業所を有する中小企業
③事例クラウド 〜導入事例をクラウドで蓄積〜
これまで各企業が導入してきた事例をクラウドに蓄積することで、様々な改善策やその解決策を共有できます。 今後はこのウェブサイトを中心に、事例参照だけではなくお困りの企業からの問い合わせや対応などができるプラットフォームとして活用する予定です。
まずは、どんな小さなことでも構いませんので「こんなことで困っている」とご相談ください。
デジタル化支援チーム連携図
デジタル化支援チームは長岡市のものづくり企業を熟知した長岡産業活性化協会NAZEと長岡市のIT関連事業者が所属する長岡アイティ事業協同組合で構成されています。
デジタル化事例
- 社内業務効率化ツールの導入(エヌ・エス・エス株式会社様)
- 資材発注時におけるヒューマンエラーを防ぐためのデジタル化(株式会社坂爪製作所様)
- 生産計画の自動調整システムの導入と 生産計画の見える化(株式会社オオイ様)
- 客先による雪止め金具の必要個数自動計算システムの導入(株式会社サカタ製作所様)
- 木型工数管理表からの見積書自動生成システムの導入と検索システムの融合(有限会社大塚木型製作所様)
- 精度の高い作業実績取得及び品質情報のデジタル化(株式会社プレテック・エヌ様)
- モバイル端末による日報入力システムへ向けて(株式会社アンドウ様) etc.
プログラムの部品化による今後の展開について
当事業では、伴走型システム開発が特徴であり、製造業、NAZE、システム開発業者が一緒になって試行錯誤を繰り返しながらきめ細やかなシステム開発を行っていくことが特徴ではありますが、その一方で各事案で共通した課題や、開発したシステムの中でも他に流用できる機能もあります。
それらを汎用的な部品として整理して、今後、当事業に取り組む製造業の皆様に提供することで、より早く、より広い範囲でデジタル化を進めていくことが可能になると考えます。
現在「部品化」を行っている機能の一部をご紹介します。
雪国ならではの課題解決を共通化
垂直積雪量API
強度計算などで広く用いられる垂直積雪量という指標を、郵便番号などから算出する機能を提供しています。
利用のたびに調べたり手計算している企業が多いと思いますがこの機能をつかうことで、郵便番号などから自動的に算出することができます。
また、APIという他のプログラムに部品として組み込める仕組みになっていますので、すでに利用している強度計算プログラムやエクセルなどと接続して利用することも可能です。
バックオフィスの定番業務をまるごと共通化。
各社の事情にあわせたカスタマイズも可能です!
販売管理システム
見積書、納品書、請求書、売上管理、仕入管理などがパッケージ化されたシステムです。
市販の販売管理ソフトと比べて柔軟・安価に利用することができます。また柔軟に改修などもできるので、一般的な販売管理ソフトでは今ひとつ足りない。といった場合などに導入いただけます。
いままでエクセルや手書き伝票で管理していたがインボイスや電子帳簿への対応が必要になった。しかし市販のソフトでは業務をカバーできない。などの際にもご利用いただけます。
デジタル化の第一歩を柔軟に支援
CSV管理API
製造業のデジタル化において、既存のシステムやエクセルなどでいままで積み重ねてきたデータをどう引き継ぎながらデジタル化していくのか。は多くの企業で課題となります。
CSVを自由に変換できるシステムを部品化することで、デジタル化のスタート時の課題を解決できます。
APIという他のプログラムに部品として組み込める仕組みになっていますので、既存のシステムと連携したり、自動化したりといったことも可能です。
間接部門だけでなく、製造業の基幹業務の自動化も支援!
3DCADデータ変換システム
3DCADデータを図面に変換するプログラムです。
高価な3DCADソフトを購入しなくてもWebブラウザで3DCADの変換ができます。
こちらのサービスは、Autodesk プラットフォームサービスという3DCAD のクラウドサービスを活用して開発されています。
当事業では、3DCAD関連の自動化やクラウド化に関するシステムの開発にもチカラを入れています。3DCADに関連するデジタル化業務の課題があればぜひお声がけください。
ご相談フォーム
- 製造業の皆様へ、デジタル化などについてお困りごとはありませんか?
ご相談フォームへアクセスいただきありがとうございます。 - ● 現場で困っていることがある!
- ● 明確な課題は見えていないが解決したいことがある!
- ● 生産性を向上したい!
-
など、まずはお気軽にご相談ください。
NAZEのデジタル化支援チームがタッグになって製造現場に最適なデジタル化を提案します。
事業の課題相談だけでもOK!お気軽にお問い合わせください。
長岡産業活性化協会NAZE 事務所 電話番号 0258-42-8700